ロックマン5 ラッシュコイル改善パッチ version 0.01 ・配布元ウェブサイト      http://borokobo.web.fc2.com/      (Neoぼろくず工房)      http://www4.atpages.jp/borokobo/      (Neoぼろくず工房別館) ●概容  ロックマン5のラッシュコイルは、4やワールドや、その後9,10で採用されたものと大きく異なります。  そして、その評判は芳しくありません。(私が感じた限り)  ラッシュの腹部にコイルが付いており、ラッシュとともにジャンプし、  二段ジャンプできる仕様はともかくとして、  異様に座面が狭く乗りづらかったり、また、  ラッシュの側でAを押し続けるとロックマンとともにジャンプしてしまったりします。  これらの問題を解決しようという目論見で制作されたパッチです。 ●使用法  ipsパッチ Rock5GoodDog.ips  を適当なソフトで当ててください。 ●補足 ・基本的にロクにテストしていないのでバグるかもしれません。 ・未使用領域などは使っていないので、幅広く利用できると思います ・消費は相変わらず4なので、お好みで調整してください ・なぜ利用しづらかったのでしょうか。  ラッシュコイルが発動する条件は以下のようになっていました。  (1)ロックマンが、接地中、ジャンプ中のどちらかであること  (2)ロックマンと、判定が重なっていること  (3)ロックマンとのX座標の差が07未満であること  (4)ロックマンより、Y座標が下のこと  (5)ロックマンとのY座標の差が0Cより大きいこと  まず、(1)なのですが、接地中は乗れる必要はないでしょう、ジャンプ中だけ乗れるようにしました。  (2)に恐らく大きな問題が有り、ラッシュコイルは発動するまでは  ラッシュの判定サイズが、あまり大きくありません。  そもそも、その後の処理で座標を詳細に見るので処理ごと不要でしょう。  (3)のX座標の差は、もう少し大きくしても問題なく挙動します。今回は10h未満に変更しました。  (4)(5)は、ロックマンがラッシュよりずっと上に居ないと動かないようにする仕様のようです。  そのままだとラッシュの上に勢い良く降りた時に反応しなくなってしまったので、  Y座標の差が10h以上という条件に変更しました。  ラッシュの側でジャンプすると共にジャンプしてしまう問題を解決するには、  ロックマンのY速度が負の時のみラッシュコイルが発動できるようにすれば良いです。  (2)を潰した分の容量で、その処理を書くことができます。 ●ソース・再配布など BANKORG_D $1DB1A4 cmp #$01 bne $B187 jsr $EC94 ;Δx cmp #$10 bcs $B187 lda $03F0 ;Vyhi bpl $B187 jsr $EC76 ;Δy bcs $B187 cmp #$10 bcs $B187 bit $0000 nop  ご自由にお使いください。  再配布、再改造などもご自由に。改造への組み込みもご自由に。  ドキュメントにその旨を書いていただけると私が大喜びします。